■はじめに
店舗や会社の入口、道路沿いの案内板など、私たちの身近な場所で多く使われているインクジェット看板。写真やロゴ、細かなデザインまで表現しやすいため、現在ではさまざまな看板に利用されています。
一方で、これから看板を製作する方や、すでに看板を設置している方の中には、
「インクジェット看板は何年くらい使えるの?」
「色あせてきたけれど、そろそろ交換した方がいい?」
「できるだけ長持ちさせるにはどうすればいい?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
インクジェット看板の耐用年数は、使用するシートやインクだけで決まるものではありません。設置場所や日当たり、雨風の影響、看板の向きなどによっても大きく変わります。
この記事では、新潟市で各種サインの製作・取付を行っている株式会社新創が、インクジェット看板の耐用年数の目安から、劣化する原因、交換を検討したいサイン、できるだけ長く使用するためのポイントまで分かりやすく解説します。
■ インクジェット看板の耐用年数はどれくらい?
インクジェット看板の耐用年数について、「必ず○年間使用できる」と一律に決めることはできません。
看板に使用するインクジェットシートには、短期間の掲示を想定したものから、屋外での長期使用を想定したものまでさまざまな種類があります。また、同じ材料を使用していたとしても、屋内に設置する場合と屋外に設置する場合では、劣化の進み方が大きく異なります。
屋外用のインクジェットメディアでは、製品によって「屋外耐候3年相当」などの性能が示されているものがあります。たとえばローランド ディー.ジー.では、専用メディアとの組み合わせにおいて3年相当の屋外耐候性が確認されたインクジェット製品を案内しています。
一方で、これはすべてのインクジェット看板が3年間必ず同じ状態を維持するという意味ではありません。
実際には、直射日光が強く当たる場所なのか、雨風を直接受ける場所なのか、建物の軒下なのかによって状態は変わります。メーカーが示す耐候年数についても、施工方法や使用環境によって短くなる場合があるとされています。
そのため、看板を製作するときは「何年間使いたいか」まで考えて、用途に適した素材を選ぶことが大切です。
■ 屋内と屋外では看板の劣化スピードが違う
インクジェット看板の耐用年数を考えるうえで、特に大きな違いとなるのが設置場所です。
店舗内の案内表示や施設内のサインなど、屋内で使用する看板は、雨や強い紫外線にさらされる機会が少ないため、比較的きれいな状態を維持しやすくなります。
反対に、屋外看板は常に自然環境の影響を受けています。
夏場の強い日差しや紫外線、雨、雪、風、気温差などが繰り返されることで、少しずつ印刷面やシートが劣化していきます。
新潟県のように、季節によって雨や雪、強風などさまざまな気象条件がある地域では、単純に「○年だから交換」と判断するよりも、実際の看板の状態を定期的に確認することが重要です。

■ インクジェット看板が劣化する主な原因
では、なぜインクジェット看板は時間が経つと劣化していくのでしょうか。
代表的な原因のひとつが紫外線です。
屋外に設置した看板は、毎日のように太陽光を受けています。長期間紫外線を受け続けることで、印刷された色が少しずつ薄くなり、設置した当初と比べて鮮やかさが失われることがあります。
特に赤色や黄色など、明るく目立つ色を大きく使用しているデザインでは、色の変化が分かりやすく感じられる場合もあります。
雨や風も看板を劣化させる原因です。
看板表面に雨水や汚れが付着したり、シートの端から水分が入り込んだりすると、浮きや剥がれにつながることがあります。また、風を受けやすい場所では、シートだけでなく看板本体や取り付け部分の状態についても確認が必要です。
さらに、意外と重要なのが看板の「向き」です。
同じ屋外看板でも、一日中日陰になる場所と、西日が長時間当たる場所では、受ける紫外線量が異なります。建物の南側や西側など、日差しを受けやすい位置に設置されている場合は、劣化が早く進む可能性があります。
そのため、看板の耐用年数は使用年数だけではなく、「どこに、どのように設置されているか」を含めて考える必要があります。

■ こんな状態になったら看板交換を検討しましょう
インクジェット看板は、ある日突然使えなくなるというよりも、少しずつ見た目に変化が現れてきます。
分かりやすいのが、色あせです。
設置当初は鮮やかだった会社のロゴや商品写真が白っぽくなってきたり、全体的にぼんやりとした印象になってきたりした場合は、交換を考えるタイミングのひとつです。
シートの端が浮いている、剥がれ始めている場合も注意が必要です。
小さな剥がれだからとそのままにしておくと、雨や風の影響によって剥がれている範囲が広がってしまう場合があります。
また、表面にひび割れや破れがある、汚れが落ちにくくなった、文字が読みにくくなったといった症状も交換の目安になります。
ここで大切なのは、「文字が読めるからまだ大丈夫」と考えすぎないことです。
看板は情報を伝えるためだけのものではありません。
店舗や会社の入口に設置されている看板は、その会社やお店を初めて見る人にとっての第一印象になります。
色あせた看板や、シートが剥がれた看板がそのままになっていると、実際のサービスや商品とは関係なく、「少し古いお店なのかな」「管理されていないのかな」といった印象につながってしまう可能性があります。
看板の状態は、店舗や企業のイメージの一部でもあるのです。

■インクジェット看板を長持ちさせるためには?
インクジェット看板をできるだけ長くきれいな状態で使用するためには、まず使用目的に合った材料を選ぶことが重要です。
「数カ月間だけ掲載したい看板」と「会社の入口に数年間設置したい看板」では、必要になる性能が異なります。
短期間のイベント用看板であれば、必要以上に高い耐久性を求める必要がないケースもあります。一方、店舗や事務所のメイン看板として長期間使用するのであれば、屋外使用を想定したシートやインクを選ぶ必要があります。
また、使用する材料や用途によっては、印刷面にラミネート加工を施す方法もあります。
ラミネートは印刷面の保護を目的として使用され、摩擦や汚れなどからグラフィック面を守る役割があります。メーカーでも、人的影響や自然の影響を受けやすい用途についてラミネートを推奨しているケースがあります。
ただし、ラミネートをすれば必ず長期間劣化しないというわけではありません。
設置環境や看板の用途を確認したうえで、必要な仕様を選ぶことが大切です。
■ 看板は定期的に状態を確認することも大切
看板は一度設置すると、その後じっくり見る機会が意外と少なくなります。
毎日その場所で働いていると、少しずつ進む色あせや汚れには気付きにくいものです。
そのため、ときどき少し離れた場所から看板全体を確認してみることをおすすめします。
「以前より色が薄くなっていないか」
「文字はしっかり読めるか」
「シートの端が浮いていないか」
こうしたポイントを確認するだけでも、交換のタイミングを判断しやすくなります。
店舗看板の場合は、お客様が実際に歩いてくる方向や、道路から見える位置から確認してみるのもおすすめです。
看板単体を近くから見るのではなく、「初めてこの店を見る人にはどう見えるか」という視点でチェックすると、気付かなかった劣化が見つかることもあります。
■インクジェット看板は手軽に製作できる看板のひとつ
「看板を交換するとなると、大掛かりな工事になるのでは?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、インクジェット出力を使用した看板であれば、比較的スピーディーに製作できるケースがあります。
たとえば、アルミ複合板などの板材にインクジェット出力したシートを貼り付ける方法であれば、店舗看板や案内看板、駐車場看板など、さまざまな用途に対応できます。
形についても、一般的な長方形だけとは限りません。設置場所やデザインに合わせて形状を変えることも可能です。
株式会社新創では、新潟市の自社工場で各種サインの製作を行い、製作から取り付けまで対応しています。
製作用のデータが揃っている場合、900mm×1,800mm程度の看板であれば、内容や製作状況にもよりますが、約1週間を目安として製作できるケースもあります。
「看板は時間がかかりそう」と思っている方でも、まずは一度製作会社へ相談してみるとよいでしょう。
■ 看板の耐用年数は「年数」だけで判断しないことが大切
インクジェット看板の耐用年数は、使用するシートやインク、設置場所、日当たり、雨風など、さまざまな条件によって変わります。
そのため、「設置から3年経ったから必ず交換」「まだ2年だから問題ない」と年数だけで判断するのではなく、実際の状態を確認することが重要です。
色あせや剥がれ、ひび割れなどが見られる場合はもちろん、「以前より看板が目立たなくなった」「店舗のイメージを変えたい」と感じたときも、看板を見直す良いタイミングです。
看板は、一度作って終わりではありません。
会社や店舗の情報を伝え続ける大切な広告物だからこそ、定期的に状態を確認し、必要に応じて交換やリニューアルを行うことで、長く有効に活用できます。

■ 新潟でインクジェット看板の製作・交換なら株式会社新創へ
株式会社新創では、新潟県新潟市を拠点に、各種サインの製作・取付を行っています。
「今の看板が交換時期なのか分からない」
「色あせてきたので新しく作り直したい」
「店舗のオープンに合わせて看板を作りたい」
「会社のロゴデータを使って看板を製作したい」
このようなご相談もお気軽にお問い合わせください。
看板の使用目的や設置場所、ご希望のサイズやデザインなどを確認したうえで、用途に合ったサインをご提案いたします。
インクジェット看板をはじめ、LEDを使用したサインなど、さまざまな看板製作に対応しております。
看板の製作や交換をご検討中の方は、まずは株式会社新創までお気軽にご相談ください。
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